食品の安全・安心を担保するうえで、農用地の土壌の状態や施肥状況、収穫した農作物の栄養成分の検査など、食品分析の分野は多岐にわたります。
弊社では、作物の種付けから収穫・流通に至るまでに必要とされる分析・検査に関して、幅広く対応いたします。
定植前・収穫後など、農作物の生育過程における圃場の土壌の状態を把握することで、無駄のない適切な施肥設計が可能となります。 弊社では、以下のように、さまざまな農地土壌分析セットメニューをご用意しております。 また、下表の項目から必要なものだけを個別に選択して頂くことも可能です。
分析項目 | 土壌セット S | 土壌セット A | 土壌セット B | 土壌セット C | 土壌セット D | 土壌セット E |
含水率 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
pH (H2O) | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
pH (KCl) | ● | |||||
導電率 (EC) | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
全窒素 | ● | ● | ||||
アンモニア態窒素 (NH4-N) | ● | ● | ● | ● | ● | |
硝酸態窒素 (NO3-N) | ● | ● | ● | ● | ● | |
腐植率 | ● | |||||
リン酸吸収係数 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
有効態(可給態)リン酸 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
陽イオン交換容量 (CEC) | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
交換性(置換性)陽イオン (Ca,Mg,K,Na) | ● | ● | ● | ● | ● | |
交換性(置換性)マンガン (Mn) | ● | |||||
交換性(置換性)鉄 (Fe) | ● | |||||
塩基飽和度 塩基バランス | ● | ● | ● | ● | ● | |
有効態(可給態)ケイ酸 (SiO2) | ● | |||||
有効態(可給態)ホウ素 (B) | ● | |||||
有効態(可給態)モリブデン (Mo) | ● | |||||
可溶性亜鉛 (Zn) | ● | |||||
可溶性銅 (Cu) | ● | |||||
可溶性アルミニウム (Al) | ● | |||||
水溶性陽イオン (Na+,NH4+,K+,Mg2+,Ca2+) | ● | ● | ||||
水溶性陰イオン (F-,Cl-,NO2-,NO3-,PO43-,SO42-) | ● | ● | ||||
主元素全量 (K,Ca,Mn,Fe,Zn,Cu) | ● | ● | ||||
微量元素 (Cd,Cr,Pb,As,Hg) | ● | ● |
化成肥料や特殊肥料などの有効成分含有量を調べて、効率の良い施肥設計にお役立てください。 また、重金属成分含有量などの有害成分を調べて、肥料登録などにお役立てください。 各種お得なセットメニューをご用意しております。
収穫後の野菜や果物、加工食品などを対象に、ミネラル成分などの栄養価、抗酸化能・ポリフェノールなどの機能性成分、糖度・糖類含有量を分析することで、製品状態や付加価値を付けることができます。
食品に触れる包装・調理器具などは、その材質ごとに食品衛生法 「食品,添加物等の規格基準(昭和34年12月28日厚生省告示第370号,改正平成20年11月27日厚生労働省告示第529号)」で規格が定められております。 食品に係るパッケージや容器の面からも安全性を確認するために、食品衛生法に準拠した規格試験にも対応しております。
臭気調査、水質分析、飼料分析、核種放射性元素測定など・・・ 食品に係る分析・検査に関して、ご遠慮なくお問い合わせください。