インタビュー

Interview

後輩が学び続けられる
環境をつくる

2002年入社

M.O.

分析試験部
化学評価グループ

現在の業務を教えてください。

私は主に熱物性・表面分析を担当しています。例えば板があったとしたら、深さ方向にそれがどんな組成・構造なのかを掘りながら測定していくものであったり、温度プログラムを作成して、例えば100~1000℃まで、過熱した時に、試料がどのように変化していくのかという熱物性を評価する手法であったり。
頼まれたものをただ分析・評価するだけではなく、まずはお客様の課題に対しての評価手法・分析手法の検討、検討結果に基づいた提案を行います。
お客様は、エネルギー関係、自動車関係、産業機器、材料メーカーなど、多岐に及びます。その一人ひとりが抱えている課題や目的は違うので、それぞれに合った分析手法を提案したうえで分析、解析、評価、報告を行っています。

現場での仕事で大切にしていることは何ですか?

一番は、お客様一人ひとりに対して真摯に向き合うことかなと思っています。
当たり前のことですがそうすることでお客様に喜んでいただけますし、それだけでなく、自分自身の成長にもつながると考えています。

人材を育成するうえで大切にしていることは何ですか?

我々の仕事は、一つの案件に対して担当者を決め、一人で対応することが多くあります。
「担当者として動けるようになるためには」を考えると、一人称で動ける人材を育てることが一番重要かと考えています。
そのために、「自分で考える時間を作る」ということを大切にしています。実際に自分で考えたことをチャレンジしてもらいたいなと思っています。それが成長につながると思いますし、後輩がチャレンジし続けられる環境を作るのが私の役目だと考えています。

今後の目標・抱負を教えてください。

お客様の目的に応じた分析・試験を提案して、会社の付加価値を高めることを目標にしています。私は自由度の高い特殊試験を提案することが、クリアライズの強みや、付加価値に繋がると考えているので、今はプログラミングの技術能力を向上させ、自動化、自由度の高い制御・出力ができるようにすることが目標です。
それによりお客様のニーズに合わせた試験が可能になると考えています。
また、個人の目標としては、技術士になることです。なかなか難しい目標ではあると思うので仕事の合間を縫って資格の勉強をし、小さい目標から達成できるように努力しています。