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GC-BID/BID(デュアル)分析装置の導入により、発生ガス分析サービスを拡充

株式会社クリアライズは、二次電池、水電解、材料・デバイス試験を対象とした発生ガス分析サービスを強化するため、GC-BID/BID(デュアル)分析装置を今秋導入いたします。

本システムは、バリア放電イオン化検出器(BID)2基搭載したデュアル構成です。BIDは、ヘリウムプラズマのエネルギーを利用して成分を検出する汎用検出器であり、ヘリウム(He)およびネオン(Ne)を除く、ほぼすべての無機ガス・有機化合物を分析対象とします。
一般的に、TCDは無機ガスを含む幅広い成分の検出に、FIDは主に有機化合物の高感度検出に用いられます。一方BIDは、無機ガスから低級炭化水素までを幅広く高感度に検出でき、無機ガスではTCDに対して数十倍以上、条件によっては100倍以上の感度が得られるとされています。
BIDを2基搭載したデュアル構成により、無機ガス用・有機成分用など、目的の異なる分析条件を使い分けながら、複数成分を効率的に評価します。

二次電池の発生ガス分析
リチウムイオン電池の充放電、劣化、高温保存、過充電時などに発生するガスを評価します。水素、CO、CO₂などの無機ガスから、メタン、エチレン、エタン、プロパンなどの低級炭化水素までを対象とし、劣化原因の究明、安全性評価、電解液・添加剤・材料の検討に活用いただけます。

水電解システムの生成ガス評価
水電解で生成した水素中に含まれる酸素、窒素、CO、CO₂、炭化水素などの微量不純物を定量します。生成ガスの品質確認に加え、運転条件の比較や電解セル性能の評価を支援します。

材料・試験中に発生するガスの評価
材料やデバイスから発生する微量ガスについて、少量サンプルでも無機ガスから有機成分まで評価します。試験系とガスクロマトグラフを接続することで、試験中の任意のタイミングにおける発生ガスを捉え、材料の反応挙動や劣化挙動の把握に役立てます。

今回の導入は、単なる分析装置の増設ではなく、お客様の研究開発、品質評価、安全性検証に対して、ガス分析の観点からより具体的な解決策をご提案するためのサービス基盤強化です。今後、対応可能な試験・分析内容を順次ご案内してまいります。

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