ニュース&トピックス

ガス腐食試験4台体制開始と大型試料槽設備導入のお知らせ

 クリアライズでは、2022年4月よりガス腐食試験におきまして、これまでの装置2台体制から倍の4台体制となりましたでお知らせいたします。

 今回導入しましたKG-600-ST(ファクトケイ社製)は、試料を入れる槽内の大きさが1000H×740W×760Dと、通常使用されている事務用イスがスッポリと入る容量になっており、大型試料試験のご依頼にもお応えできます。ぜひ、お問い合わせください。

 ガス腐食試験は、腐食性ガスの存在雰囲気において、材料や製品が腐食による変化を確認するための試験です。
 昨今、生産される製品やその部品の使用環境がグローバル化し、高温高湿・沿岸地域など過酷な環境でも、高い信頼性・耐久性が要求される傾向にあります。クリアライズでは、このような環境の中で腐食性ガスにさらされた状況を模擬し、試験を実施することが可能です。
 試験条件はH2S, SO2, Cl2, NO2の4種類のガスを任意に設定できます。ご希望のガス種・ガス濃度・試験品サイズ・試験温度・試験湿度・曝露時間の条件を教示いただけますと、技術者より試験内容を提案させていただきます。
 クリアライズでは、長年の材料調査の実績から、試験前後の試料変化に関する調査も実施可能ですので、お客様が別の分析・試験会社を探すようなお手数は不要、「One-Stop」で対応させていただきます。
サムネイル

ガス腐食試験装置 KG-600-ST外観
ガス腐食試験装置KG-600-ST(ファクトケイ社製)外観


ガス腐食試験装置 KG-600-ST試料槽内観
ガス腐食試験装置KG-600-ST(ファクトケイ社製)試料槽内観