摩擦・摩耗試験

リングオンディスク、往復動摩擦摩耗試験

サービスの概要

各種金属材料や樹脂系材料などを対象に目的に応じた摩耗試験を行い、摩擦係数焼き付き荷重
摩耗量表面性状などを計測し、摩擦・摩耗特性を調査致します。

特長

■ 摩擦・摩耗現象のモデル化と試験方案の提案

実機で発生する摩擦・摩耗には、さまざまが摺動パターンがあります。実現象を再現できるモデル試験を提案し、摩耗特性を評価します。

■ 摩擦面の分析

摩擦・摩耗の表面観察を併用することで、摩擦・摩耗メカニズムを調査致します。

■ 実機部品による試験の対応

標準試験片以外の実機部品を用いた試験も行います。

適用分野

  • 金属材料
  • 非鉄金属
  • 樹脂系材料

試験例

事例】各種雰囲気における耐荷重試験による摩擦摩耗特性評価
各種雰囲気において耐荷重試験を行い、摩擦係数、試験片温度、変位量等を測定することにより、
評価材の限界荷重を含めた摩擦摩耗特性の調査が可能です。

各種試験概要・仕様

1. 摩耗試験機の種類

摩耗試験機の名刺用及び対象部材


2. 摩耗試験の計測および調査項目 ファレックス摩耗試験機


3. 往復動摩耗試験機
往復動摩耗試験仕様
往復動摩耗試験装置全体と拡大写真
往復動摩耗試験図面


4. フレッチング摩耗試験機

フレッチング摩耗試験仕様
フレッチング摩耗試験装置写真 フレッチング摩耗試験図面


5. 高周速摩擦摩耗試験機

高周速摩擦摩耗試験仕様
高周速摩擦摩耗試験装置写真
高周速摩擦摩耗試験装置図面


6. ピンオンディスク摩耗試験機

ピンオンディスク摩耗試験仕様
ピンオンディスク摩耗試験装置写真
ピンオンディスク摩耗試験装置図面


7. ファレックス摩耗試験機

ファレックス摩耗試験仕様
ファレックス摩耗試験写真
ファレックス摩耗試験装置図面
※ファレックス摩耗試験は外部委託先での対応となります



8. 雰囲気制御摩耗試験機

雰囲気制御摩耗試験機仕様 雰囲気制御摩耗試験機写真 雰囲気制御摩耗試験機図面

摩擦摩耗試験機での接触について


1.平面と球(円筒側面)

円筒側面解説1 接触面は摩耗で大きくなり、摩耗とともに面圧が変化します。

円筒側面 解説2

2.平面と円筒(平面部)

精度よく接触させれば、接触面積は変わりません

平面部 解説

傾いて取り付けてしまうと、摩耗するまで片当りします。初期の試験片接触面の平面度と、サブミクロン精度の取り付け作業が必要です。



3.平面と平面の接触改善

荷重の伝わる部分にボールを入れるなど、片当りを防止する機構を工夫します(自動調芯)

平面と平面の接触改善 解説

自動調芯でも摩擦で面圧の偏りが発生する場合があります。



4.再現性の良い接触方式

リング端面と自動調芯のあるブロックを組み合わせます。

回転摩擦では、2カ所の接触部に働く摩擦力が相殺され、片当りや面圧の偏りを小さくすることができます

再現性の良い接触方式 解説

リングの外径よりもブロックの幅を小さくすることで、摩擦面に油や液体、気体などの雰囲気との相互作用を検討することができます。



5.さらに…

交差円筒法や、その他の接触方法についても検討を続けています。

交差円筒法(Cross Cylinder)は、摩耗によって接触面積は変化しますが、可動片と固定片あるいは上下試験片が同じ形です。材質の組合せを変えた検討での試験数を少なくすることなどが期待できます。

交差円筒法解説

特殊試験装置の紹介

以下掲載される特殊装置を使用した試験は、日本カタン株式会社と株式会社クリアライズとの連携サービスとなります。
750kN 摩耗試験機

750kN 摩耗試験機


性能・仕様
型式      NK-750ATM
製造メーカ   上西鉄工株式会社(設計:日本カタン株式会社)
最大垂直荷重  750kN
振れ角     ±1°~±60°
周波数     0.5Hz、1.0Hz
主な用途・特徴 大型の架線金具の摩耗試験


がいし装置を人工的に摩耗させる試験機で、その負荷荷重は最大750kNです。大型で垂直荷重が大きい超高圧送電線用がいし装置の鉄塔取付金具や連結金具の摩耗試験に使用します。
一般構造物の連結可動部における摩耗促進試験にも使用できます。
30kN 摩耗試験機

30kN 摩耗試験機


性能・仕様
型式      NK-30ATM-2
製造メーカ   日本カタン株式会社
最大垂直荷重  30kN
振れ角     10°~120°
周波数     0.1Hz~1.5Hz
主な用途・特徴 単品等の摩耗試験(垂直荷重:30kNの低荷重対応)


がいし装置の動揺で金具連結部に生じる摩耗現象を再現し、金具の摩耗量を測定する試験機です。
あらゆる金具の摩耗特性データを得ることができ、特に摩耗劣化の発生頻度が高い懸垂装置の取付金具、連結金具、クランプなどの摩耗試験に使用しています。