パーツ

Oリングシール性評価

Oリングのシール性を評価したい

 

Oリングシール性評価 概要


Oリングのシール性評価

Oリングは圧縮することで発生したゴムの反発力によりガスや液をシールします。しかし高分子ですので熱により劣化したり、使用されている雰囲気、環境により反応し劣化します。それによりシール性が失われ漏れを起こします。

Oリングが使われる環境は様々であり、それらはゴムの材質、寸法、硬さだけでなくかかる圧力などにより劣化程度が変化します。つまり劣化は単一要素ではなく複合的な要素により変化します。しかし購入し使用するOリングの情報は、熱に対してなど単一要素に対しての耐性情報しか得られず実際の使用環境に適合するOリング材質を選定するのは難しく判断が困難です。

そこで当社では、お客様の使用環境に合わせた環境を模擬し、Oリングのシール性を評価するサービスを提供しております。

Oリングシール性評価 特徴

・JIS K 6262準拠だけでなく、使用しているOリングやゴム材に合わせた実機模擬試験も可能です。
・危険性の高いガス、薬品および高温での試験が安全に行えるように試験方法、機器、治具を選定・設計しご提案させていただきます。
・製作および試験を実施し、試験による変化を見える化して評価結果をご提供させていただきます。
・ガス、液濃度などもご希望に合わせ調整させていただきます。
・使用環境について調査することも可能です。

Oリングシール性評価試験例

Oリングシール性評価評価例


圧縮永久歪み

  • CS(%)=(試験前線径–試験後線径)
    /つぶし代×100

  • 浸漬オイルおよび材質による変化

  • ガス濃度および時間による変化(温度一定)

硬さ/外観観察

  • ガス濃度および時間による変化(温度一定)

  • 試験時間による変化(温度・ガス濃度一定)

担当者紹介


【氏名】
大嶋優和
【主な担当業務】
・項目
 熱分析、表面分析、成分分析、プログラム試験関連
・装置
 TG-DTA、DSC、GD-OES、ICP-MS、ICP-AES、
 LabVIEW(プログラミング)
・これまで取り扱った試料
 各種ゴム、プラスチック、金属、セラミックス、電極材