腐食試験

腐食試験:アンモニアガス暴露試験

サービスの概要

脱炭素化が叫ばれる中、化石燃料の代替物質としてアンモニアが注目されており、アンモニア燃焼による発電プラントなどの研究開発が進められ実用化に向けた動きが加速しています。
また、これに伴い、アンモニアの製造・輸送などのインフラ整備も検討されています。
その一方で、アンモニア腐食性の高い物質であることから、配管、バルブ、O-リングなど使用される各種材料に対し高い安定性が求められています。
クリアライズでは、これらの技術をサポートすべく、アンモニアガス雰囲気での安定性を評価するために、「アンモニアガス暴露試験サービス」を展開しております。

特長

アンモニア暴露試験前後の断面の観察

試験・観察・分析・評価をone-stopで


弊社は、「アンモニア暴露試験」を実施するだけではなく、試験前後の表面観察・分析、強度試験評価等も実施いたしますので、お客様は「one-stop」で分析試験をご依頼いただけます。
ご要望に応じて圧力容器を使用した加熱や加圧での試験も可能です。

試験例

❚金属片をアンモニアガスで暴露


試験方法
5種類の金属片をガスバッグに封じ、100%に近いアンモニアガスを充填して15時間後の変色を観察。
金属片をアンモニアガスで暴露対象金属 金属片をアンモニアガスで暴露した試験の様子

結果
Cuの変色が著しいことが判明。 表面元素情報を観察した結果では、Cu2Oと思われる酸化膜の成長が観測された。
各種金属材料のアンモニアガス暴露試験前後外観事例

【Cu表面分析】GD-OES
変色表層からOの検出有。
ガスバッグ内に含まれる微量水分と微量空気が影響し、急速に酸化したと考えられる。
Cu表面分析のグラフ

❚O-リング(ゴム)をアンモニアガスで暴露


試験方法
内径4.8㎜のO-リング5種類を6㎜テフロンチューブに装着してSUS容器に封止。真空にした後にアンモニアガスを加圧充填して、3日後に取り出して観察。

o-リング(ゴム)をアンモニアガスで暴露した試験対象のゴム

o-リング(ゴム)のアンモニアガス暴露試験前後外観事例


結果

O-リング(ゴム)をアンモニアガスで暴露した前後の様子