材料表面の成分分析としては、高周波グロー放電発光分光分析装置 (rf- GD-OES)を使用する方法があります。
この装置は、Arスパッタリングにより試料表面から原子を弾き出し、励起させ生じた発光を分光測定することにより深さ方向の元素分析ができる装置です。
従来の表面分析装置より迅速に最大100μm程度まで評価可能です。また検出濃度範囲が広いため主成分から微量成分まで同時に評価することができます。
装置 | 堀場製作所製 高周波グロー放電発光分光分析装置 (rf- GD-OES) GD-Profiler2 |
ランプ型式 | マーカス型 |
アノード(分析領域) | φ4mmまたはφ2mm |
Oリング | φ10mm |
検出器 | 光電子増倍管 |
分光器 | ポリクロメータ(メイン分光器) |
分光器 | モノクロメータ(サブ分光器) |
測定部の外観
測定部の外観(試料導入時)
導電性材料 (金属など) | 平面試料(基本) φ10mm〜φ150mm 30mm厚以下 |
非導電性材料 (セラミックス、ガラス、有機材料) | 平面試料(基本) φ10mm〜φ150mm 1mm厚以下 |