ppbレベルの微量分析でお困りではありませんか?クリアライズでは、ICP-MS/MSによる高感度分析で、お客様の課題を解決します。金属、燃料、オイルなど、様々なサンプルに対応。まずはお気軽にご相談ください。
・高周波誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)による測定
・高周波誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS/MS)による測定
・金属中の水素・酸素・窒素分析
・燃料・オイルの微量成分分析
高周波誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS、ICP-MS/MS)による測定
ICP-MSは、多くの金属元素を高感度かつ同時分析を可能にする元素分析装置です。タンデム型質量分析装置であるICP-MS/MSは、シングルタイプのICP-MSよりも、優れた感度と干渉除去能力(MS/MS)を有しています。 ICP-MS/MSを活用すれば、これまで検出感度の不足や共存元素の影響等によって分析が困難であった元素に対して、分析の可能性が広がります。
リンの分析例(MS/MSであれば定量下限1ppbを実現)
高周波誘導結合プラズマ質量分析装置 (ICP-MS/MS)の外観

高速液体クロマトグラフ-高周波誘導結合プラズマ質量分析装置(LC-ICP-MS)による測定
マトリックス成分の分子イオン生成等で、目的成分と同一質量数の成分が存在するとICP-MSで微量分析が難しくなります。そこで、ICP-MSの前段に、高速液体クロマトグラフ(HPLC)を連結することで、化学種を分離して定量することができます。酸化ガドリニウム(Gd2O3)中の微量イッテルビウム(Yb)の測定は、ガドリニウムの分子イオンであるGdOの質量数と同一であることから、ICP-MS単体では測定が困難となります。そのため、あらかじめHPLCでYbとGdを分離することで測定が可能となります。
アジレント・テクノロジー Agilent 7500a
アジレント・テクノロジーAgilent 8900
アジレント・テクノロジー Agilent 8800x
アジレント

3. 分析試料
鉄鋼・鋳鉄・チタン合金・ジルコニウム・銅合金・アルミニウム合金・セラミックス・その他無機物が測定できます。
*測定材質によっては標準試料が無い場合あり、その場合は代替え標準試料で測定します。
注:測定が不可能なものがあります。
Na,K,Ca,Mg,Li,Cd:低沸点の為に測定が困難です。
ハロゲン:装置の金属部が腐食してしまい測定困難です。
硫黄(S) :Sが%で存在する場合、試薬劣化が起きてしまい測定困難です。
3. 分析例
直接導入法による燃料及びオイルの微量成分分析例(単位:wtppm)
4. その他応用測定例
■材料中の各種微量化学種の分離定量
■微量金属成分の価数別・形態別定量