サステナブルマテリアル展(SUSMA)ご来場ありがとうございました。

第3回サステナブルマテリアル展

2023年10月4日[水]~10月6日[金]幕張メッセにて開催されました、第3回サステナブルマテリアル展(通称:SUSMA展)ご来場ありがとうございました。
来年も幕張メッセで、皆様とお会いできることを心よりお祈りさせていただきます。

《開催内容》
【開催展名】 第3回 サステナブルマテリアル展(主催:RX Japan株式会社)
【 会期 】 2023年10月4日[水]~10月6日[金] 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
【 会場 】 幕張メッセ
【小間番号】 36-47
【 構成展 】
・第3回 サステナブルマテリアル展(SUSMA)
・第12回 プラスチックジャパン(高機能プラスチック展)
・第14回 フィルムテックジャパン(高機能フィルム展)
・第33回 ファインテックジャパン
・第10回 メタルジャパン(高機能金属展)
・第8回 セラミックスジャパン(高機能セラミックス展)
・第7回 接着・接合 EXPO
・第6回 塗料・塗装設備展(コーティングジャパン)
・第23回 Photonix

《主催者サイト上のクリアライズページ》は、こちらから ☟ 
https://www.material-expo.jp/tokyo/ja-jp/search/2023/directory/details.%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BA.org-eb8b6c10-2b41-405a-bc85-cb7e93387b50.html#/

出展経緯

 現在、持続可能な社会を実現するためには、資源枯渇廃棄物とプラスチック問題化学物質の安全性食品供給と農業エネルギーの利用と脱炭素化都市化と資源消費生物多様性の維持といったさまざまな課題があるといわれています。たとえば、「エネルギーの利用と脱炭素化」に関しては、枯渇する化石燃料とCO2発生を抑制する必要があり、代替燃料としてのアンモニアの活用が注目されています。
 今回クリアライズは、「100年後へのラブレター」~今、私たちが未来の地球にできること~と銘打ち、今後も注目されるサステナブルマテリアルの研究開発や品質管理に貢献する、当社のアンモニア耐久性試験リサイクルFRP中の繊維調査炭酸ガス品質分析サービス等の「分析・試験サービス」をご紹介します。

ブース紹介動画

出展サービス

1.出展概要
「100年後へのラブレター」~今、私たちが未来の地球にできること~
クリアライズは、100年後も使用されるサスティナブルマテリアルに、「分析・試験サービス」で貢献します。

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2.CO2とのコミュニティーライフをお手伝い
~炭酸ガス品質分析サービスの紹介~

近年カーボンニュートラル社会の実現に向けたCCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization or Storage)の検討が盛んに実施されています。各排出設備から分離回収された炭酸ガス(液化炭酸)を再利用するためには、利用目的別の品質規格に合った炭酸ガスであるかを確認する必要があります。
当社は液化ガスボンベを受入れ、検査分析を行います。工業用(JIS K 1106)、食品用(食品添加物公定書、食品衛生法)、炭酸飲料用(ISBT(国際飲料技術者協会))、医療用(日本薬局方)等に準拠した各種分析試験を実施し、基準に対しての合否判定を含めた結果を提供することが可能です。また、検知管法による遊離酸、リン化水素、硫化水素、還元性有機物を測定することによって、食品や医療用としての適合判定も行えます。
■特徴・メリット
・客観的に公平な基準判断が可能です。
・純度分析を中心とした品質管理データの提供が可能です。
■活用事例
・炭酸ガス製造・販売会社、CO2分離回収事業会社及び各種CO2利用会社


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3.FRPの強度の要は繊維です!
~リサイクルFRP中の繊維調査~

繊維強化プラスチックは軽く丈夫であり自動車や航空機などで多く使用されていますが、製造におけるエネルギー消費量が大きいという問題があります。
リサイクルに伴う強度などの低下の主要因は繊維破断によるものと考えられており、炭素繊維やガラス繊維の配向や繊維長は強度に寄与するため、繊維の評価は重要です。
当社では、繊維長測定や、配向性調査、引張・曲げなどの力学的特性、熱物性測定などのサービスを実施しております。 炭素繊維やガラス繊維などの画像スキャンにより繊維長分布を計測、評価いたします。繊維長分布だけでなく、X線CTによる配向や引張、曲げなどの力学特性、TG-DTA、DSCによる熱物性測定などリサイクル前後の材料特性試験まで対応します。また、取り出した繊維の観察、樹脂断面の観察も可能です。
■特徴・メリット
・再利用時の加工で破断された繊維について、定量的に測定が可能です。
・リサイクル材特有の素性不確定の材料に対しても調査しながら使用できます。
■活用事例
・リサイクル強化プラスチックを使用する。


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4.カーボンニュートラル次世代燃料で注目!
~アンモニア耐久性試験~

次世代燃料や水素キャリアとして注目のアンモニア。アンモニアは腐食性が高いため、使用環境における耐食性の確認は重要です。また安全上も取扱いが難しい物質であり、評価試験実施もノウハウが必要です。 当社では、これまで培ってきた経験を元に、ガス暴露、液体浸漬の2種類の腐食試験により耐食性評価を行います。
■特徴・メリット
・腐食性の強いアンモニアを使った試験評価が可能です。
・代替材料についても、コンサルが可能です。
・100%液体アンモニアの浸漬試験にも対応可能です。
■活用事例
・各種金属材料のほか、パッキンゴムなどの有機材料の試験。


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5.リサイクル材料に含有する規制物質に不安はありませんか?
~リサイクル材料の環境規制物質分析調査~

環境保護を目的とした、材料のリユース、リサイクルが定着化するなか、生態系の保護にフォーカスした有害物質の規制が進んでいます。各規制の発令以前に使用していた材料をリサイクル使用する場合、法律違反となってしまう可能性があります。
当社では、「欧州REACH規則ユニバーサルPFAS制限などの含有調査」「米国TSCA PBT5物質の含有調査」に対応しています。サプライチェーンの上流のサプライヤーに情報提供を求めてもレスポンスが悪い場合は、実際に試料を分析することで調査いたします。
■特徴・メリット
・実際の試料を分析するため、お客様が製品を提供するエンドユーザーに対する信頼につながります。
■活用事例
・電子・電気機器を取り扱う業界のサプライチェーン、自動車関連のサプライチェーン
・欧州RoHS指令、日本J-Moss、中国電子情報製品汚染規制管理方法、米国TSCA等々


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6.お客様の熱マネジメントを分析技術でサポート
~樹脂系放熱材料のReverse Engineering~

高密度化する電子製品や、高温下で動作する製品を正常にコントロールするためには、適切な温度制御が重要になります。そのためには、さまざまな分野で使用される「放熱材」を用途に合わせて選択する必要があります。放熱材を十分に活用するためには、配合されている成分を知ることが重要となり、このための成分分析が不可欠となります。
当社では、放熱材構成材料(樹脂材、添加剤、フィラー等)の成分分析及び観察調査を実施しております。
■特徴・メリット
・目的に応じてマトリックス樹脂や改質添加剤、無機フィラーについて適切に分離および分析が可能です。
■活用事例
・放熱材料採用時の選定調査。
・電機電子製品(特に小型化、高密度化する製品や高温下で動作する製品に温度制御のため「放熱材」を使用するケース)


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ブースイメージ

紹介動画

  • クリアライズ会社紹介

サステナブルマテリアル展当日の様子