ニュース&トピックス

産学連携の全固体電池研究開発プロジェクト参画

 2022年8月、知の拠点あいち重点研究プロジェクトⅣ期に採択されました研究テーマ
「全固体フッ化物電池の開発とその評価技術の標準化」の中間評価審査会が
2023年10月24日に公益財団法人科学技術交流財団にて実施されました。

 名古屋大学澤田准教授を研究リーダーとしたプロジェクトは、災害時の電力確保の課題解決のため高エネルギー密度、高安定性の両方を備える電池開発を目的とし、同プロジェクトの参画企業である当社は、5元系フッ化物合金の材料開発において、NMRによるフッ化物イオン評価技術の標準化に取り組んでいます。

 審査対象となる事業化については、全固体電池実用化研究会にてイオン電導度評価(PFG-NMR拡散係数)をポスター発表したことを報告しました。
また、中間評価の成果としてメッセナゴヤ2023にLaBaFのNMRによるT1緩和時間測定例を展示ポスターとして掲載しました。

≪知の拠点あいち重点研究プロジェクトとは≫
大学等の研究シーズを活用したオープンイノベーションにより、愛知県内主要産業が有する課題を解決し、新技術の開発・実用化や新たなサービスの提供を目指す産学行政連携の研究開発プロジェクト
(※知の拠点あいち重点研究プロジェクトの事業概要より引用)

展示ポスター内容は以下の通り。
(※画像をクリックするとより大きくご覧いただけます)